第3回スポーツデータ解析コンペティション

2013年度もスポーツデータ解析コンペティションを開催する運びとなりました. 分科会会員の皆様の奮ってのご参加をお待ちしております.

主催

一般社団法人・日本統計学会
日本統計学会スポーツ統計分科会
情報・システム研究機構統計数理研究所

共催

日本統計学会統計教育委員会・同分科会
統計教育大学間連携ネットワーク高大連携委員会
立教大学社会情報教育研究センター
統計数理研究所共同利用（共同研究集会）「スポーツデータ解析における理論と事例に関する研究集会
科学研究費若手研究(B)：問題解決力育成を目指す統計教育の授業運営と評価の枠組み
科学研究費基盤研究(B)：知識基盤社会を支える統計教育の新展開－小中高と大学・社会を繋ぐ教育システムの研究－

協賛

データスタジアム株式会社

趣旨

野球やサッカーなど数多くのスポーツの場において，欧米諸国を中心として様々なデータ収集や高度な統計分析が行われ，科学的な見地から戦術解析や選手評価がなされています．また，これらの国々では学術誌やコングレスなど学術的な場においてもこうした研究発表が盛んに行われており，統計学の専門家が積極的に関与しています.

日本においては，2009 年に日本統計学会スポーツ統計分科会を立ち上げるなど活動を行ってきましたが, スポーツの場における統計学の活用, および統計学専門家によるスポーツに関する研究はまだ十分であるとはいえません. そこで，実データに基づく応用研究の促進と, 研究成果を現場に還元するきっかけを与えること, また研究者の裾野を広げることを目的として, 2011 年度より本コンペティションを実施するに至りました.

本コンペティションでは, 野球およびサッカーの実データをデータスタジアム株式会社より皆様に貸与し, その結果を新規性や実用性など多様な観点から競っていただきます.学術的, 実用的な観点から厳正に審査し, 優秀な成果については表彰します.

貸与データ概要

＜野球＞プロ野球の１球毎のデータです．打席結果だけでなく，投手の球種，球速などが網羅されています．2010～2012 年のデータのため，統一球導入による影響などを調べることが可能です．
＜サッカー＞J リーグのシュート，パスなどボールに関与した全プレーのデータです．2011，2012 年のデータのため，チームや選手の変化を比べることも可能です．

参加費

無料

参加資格

日本統計学会会員または同スポーツ統計分科会会員で，大学で統計学・統計科学を教える教員もしくは専攻する博士課程（博士後期課程）の大学院生を代表者とする個人またはチーム．
修士課程（博士前期課程）の学生や学部学生が参加する場合は必ず教員を代表者とすること．
チーム構成員には民間企業等に勤める者を含まないこと

※簡易なデータを用意し高校生のチーム（代表は教員）の参加も検討していますので事務局までお問い合わせください．

申し込み書および誓約書

seiyakusyo03.pdf（PDFファイル）

募集に当たっての注意事項等

報告会にて成果を必ずご発表いただきます.
データは, 本コンペティションでの発表以外には原則ご使用いただけません.
本コンペティションを通じて得られた結果を学会発表および論文等（修士論文および博士論文を含む）で使用する場合には, 別途データスタジアム株式会社への申請および承認が必要となります.
その他詳細な注意事項については誓約書（PDF）をご確認ください.
報告会に参加する旅費は一部支給可能の予定です.
参加申し込みの際, どのような分析をご検討されているかを確認させていただくことがあります（データ提供元との契約の関係上）. あらかじめご了承ください.

問い合わせ先

参加をご希望の分科会会員の方は, まずは下記アドレスまでメールでご連絡ください. 送っていただきたいメールの内容は参加資格である (1) 代表者の会員／非会員（日本統計学会会員または同スポーツ統計分科会会員），(2) 代表者の所属（大学で統計学・統計科学を教える教員もしくは専攻する博士課程（博士後期課程）の大学院生），(3) 参加者全員の氏名と所属（民間企業等に勤める者を含まないこと）です．内容確認後折り返し連絡をいたします. その後, 誓約書に必要事項記入の上, 下記まで郵送でご送付ください. その他ご質問等も下記アドレスまでご連絡ください.

第３回スポーツデータ解析コンペティション事務局　竹内光悦
〒191-8510 東京都日野市大坂上４－１－１
実践女子大学人間社会学部　竹内研究室気付
E-mail: sportsあっとまーくmathg1.sci.kagoshima-u.ac.jp