第 12 回 統計教育の方法論ワークショップ

The 12th Japan Conference on Teaching Statistics (JCOTS16) March 4-5, 2016 in Miyagi

グローバル社会における統計教育拡充
〜次期学習指導要領改訂に向けた各種提言〜

日時2016 年 3 月 4 日(金)(午前・午後)、 5 日(土)(午後)
場所東北大学川内南キャンパス(宮城県仙台市青葉区川内 27-1)
経済学部第3講義室および文科系総合講義棟
主催 日本統計学会統計教育分科会
日本統計学会統計教育委員会
情報・システム研究機構統計数理研究所(共研究課題番号:27-共研-5016)
共催 東北大学大学院経済学研究科(サービス・データ科学研究センター)
統計関連学会連合統計教育推進委員会
全国統計教育研究協議会
数学教育学会
日本品質管理学会 TQE 特別委員会
東京理科大学理数教育研究センター
高校数学・新課程を考える会
科学研究費・若手研究(B) No. 23700342(代表:竹内光悦)
後援 日本数学教育学会
一般財団法人・理数教育研究所
東京教育研究所

更新日:2016 年 3 月 15 日


プログラム 3 月 4 日(金) 午前


10:15-10:20開会の挨拶
開会の挨拶 岩崎学(実行委員長・成蹊大学)
10:25-11:45セッションI:大学での教育実践事例
座長 竹内光悦(実践女子大学)
  1. 高等教育におけるグラフスキルについての簡易な講義提供の効果について (スライド)
    持元江津子(大阪産業大学・天理大学非常勤講師)・小野寺幸子(明星大学)
  2. 大学の統計教育でのインタラクティブな授業のデザインとその評価方法
    和泉志津恵(大分大学)・櫻井尚子(東京情報大学)・深澤弘美(東京医療保健大学)
  3. 統計的問題解決力育成のアクティブ・ラーニング (スライド)
    竹内光悦(実践女子大学)
  4. 初等・中等段階の統計指導におけるセンサス@スクールサイトの利用方法について
    青山和裕(愛知教育大学)

プログラム 3 月 4 日(金) 午後


12:50-13:30セッションII:特別講演:
業務改善のための実践的統計教育の現場 −Minitabをベースとした国内外の教育事例−
MINITABトレーナー 廣瀬健康
座長 櫻井尚子(東京情報大学)

13:40-15:10セッションIII:統計教育に関する次期学習指導要領への提言、データサイエンス教育への展望
座長 岩崎学(成蹊大学)
  1. 日本数学教育学会教育課程委員会による『学習指導要領算数・数学科改訂に向けた教育課程論の展開』について
    青山和裕(愛知教育大学)
  2. 次期学習指導要領における統計教育の内容についての検討-高大接続システム改革会議「中間まとめ」・「統計学分野の参照基準」等を踏まえて- (スライド)
    田栗正章(千葉大学・大学入試センター名誉教授)
  3. 滋賀大学におけるデータサイエンス学部のカリキュラム
    姫野哲人・竹村彰通・佐和隆光・吉川英治(滋賀大学)
15:20-16:20セッションIV:特別講演:
Mobile e-Book for teaching statistics
Taerim Lee(国際統計教育協会(IASE)副会長、韓国国立放送大学研究科長)
座長 渡辺美智子(慶應義塾大学)

この後、JINSE講演会が行われますので、引き続きご参加下さい。


プログラム 3 月 5 日(土) 午前


第10回日本統計学会春季集会が行われておりますので、ぜひご参加下さい。


プログラム 3 月 5 日(土) 午後


13:00-14:00セッションV:中等教育におけるデータサイエンス教育の導入および生徒による実践発表
座長 石井裕基(香川県立観音寺第一高等学校)
  1. SSH 課題研究『統計を利用した小説文の解析』-芥川賞と直木賞- (スライドポスター)
    影本千晴・田中奈々・深水文乃・三宅菜月(広島大学附属高等学校 2 年)
    指導教諭:橋本三嗣(広島大学附属中・高等学校、文部科学大臣優秀教職員賞受賞者)(スライド)
  2. うどん県立高校の統計教育迷創記 (スライド)
    石井裕基(香川県立観音寺第一高等学校)
  3. 【読売教育賞(算数・数学教育)優秀賞受賞者講演】
    「学びの自覚化」がもたらす生徒の探究的な学習活動〜データを用いた問題解決場面づくり〜 (スライド)
    佐藤寿仁(岩手県岩泉町教育委員会指導主事)
14:10-15:10セッションVI:地方公共団体における統計教育推進
座長 川上貴(西九州大学)
  1. 島根県における統計教育の具体的内容 (スライド)
    森永壽(島根県政策企画局統計調査課)
  2. 出前授業「岐阜県データ活用講座」(現場ニーズを踏まえたテキスト提供)〜生徒の身近な生活と公的統計を結びつけた教材の開発〜 (スライド)
    清水浩二・中西善裕(岐阜県環境生活部統計課企画分析係)
  3. 新潟県の統計教育と課題(出前授業) (スライド)
    南雲裕介(新潟県総務管理部統計課統計情報班)
15:20-17:20セッションVII:授業実践事例と高等教育への展開
座長 風間喜美江(香川大学)
  1. 身の周りの環境に働きかける統計グラフ〜価値を生み出す創造的な活動〜 小学校第3学年 学級創造活動
    堀場規朗(香川大学教育学部附属高松小学校)
  2. 小学校低学年における「分布の見方」を重視した統計授業の開発とその試み−クラスのボール投げを題材として−
    川上貴(西九州大学)・田中知希(千葉市立磯辺小学校)
  3. 統計モデルづくりを軸にした授業実践とその考察−「10cm センス」「テストの点数の相関」を題材に−
    峰野宏祐(東京学芸大学附属世田谷中学校)・冨田真永(静岡県立川根高等学校)
  4. 「数学活用」における日常生活で直面する問題に焦点を当てた統計授業の開発−病院の待ち時間に関するデータの分析を通して−
    三輪直也(岐阜県立関有知高等学校)
  5. 統計に対する態度を測る調査票 〜日本語版 SATS の 作成と今後〜
    木根主税(宮崎大学)・藤井良宜(宮崎大学)・渡邊耕二(宮崎国際大学)・アダチ徹子(宮崎大学)・川北直子(宮崎県立看護大学)
  6. 生命科学領域における情報科学、統計科学の人材育成実践とその考察 (スライド)
    石井一夫(東京農工大学)
17:25-17:30閉会の挨拶
竹内光悦(日本統計学会統計教育委員長・実践女子大学)

ワークショップ運営

本ワークショップの場を活用していただき、小学校の児童および中学校、高等学校の生徒を対象に統計教育に関っている教師の方や、大学等高等教育機関で統計教育を担当している教員の方、さらには、ひろく社会人への高度専門職能教育の一環として統計教育に携わっている方々に、日頃の教育成果の発表や相互の情報交換や交流を深めていただければ幸いです。

また本ワークショップにおいては、統計教育全般の質的向上を図り、統計教育に関する業績についての評価システムを確立するため、ワークショップ参加者への継続的専門職能開発訓練プログラム(CPD)の証明を行います。また、特に優秀と認められた研究報告については、日本統計学会が設ける統計教育賞への推薦も併せて行うと同時に、その内容を統計教育 WEB サイトにおいて公表します。

参加について

その他

参考

問い合わせ

第 12 回統計教育の方法論ワークショップ
実行委員長 成蹊大学 岩崎 学
日本統計学会統計教育分科会
主査 宮崎大学 藤井 良宜
日本統計学会統計教育委員会
委員長 実践女子大学 竹内 光悦
第 12 回統計教育の方法論ワークショップ 事務局
実践女子大学 竹内 光悦
鹿児島純心女子短期大学 末永 勝征(Webサイト担当)
E-mail: sesjssあっとまーくstat.k-junshin.ac.jp(ワークショップに関する問合せ)
[あっとまーくは @ にしてください]