日時 | 2024 年 3 月 2 日(土)・3 日(日) |
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場所 | 統計数理研究所(大講義室)および zoom によるハイブリッド開催 |
主催 |
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共催 |
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後援 | |
更新日:2024 年 03 月 30 日 |
ワークショップご案内
実行委員長 統計数理研究所 椿 広計
事務局担当 実践女子大学 竹内光悦
毎年行っています「統計・データサイエンス教育の方法論ワークショップ」ですが、今回は次のテーマで開催いたします。
AI 社会のデータリテラシー再構築とデータサイエンス教育の体系化
―AI 社会がもたらす統計・データサイエンス教育の課題と展望―
本ワークショップは『大学共同利用機関法人情報・システム研究機構統計数理研究所共同利用研究【共同研究集会】として、日本統計学会統計教育統計教育委員会・同分科会が主催いたします。
今年度も ICT を活用した統計・データサイエンス教育とその評価に関する新たな枠組みをはじめ、統計データ分析コンペティションを用いた統計教育なども含め、統計教育に関する研究や授業事例報告など皆様からの新たな教育方法への提案、これまでの統計教育の成果、今後の課題、問題提起などを参加者の皆さんと一緒に考え、情報共有していきたいと考えています。関心をお持ちの皆様のご参加をお願いいたします。
統計数理研究所のリポート(リンク)。※更新:2024 年 03 月 08 日(金)
3/2、3/3 に開催いたしました。多数のご参加、ありがとうございました。
プログラム
3月2日土
開会の挨拶 10:55-11:00 |
竹内光悦(日本統計学会統計教育委員会委員長/実践女子大学) |
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セッション I 11:00-12:00 |
【講演】2023 年度日本統計学会統計教育賞受賞者受賞講演座長:山下雅代(東京学芸大学) 1.STEAM への接続を意識したデータ駆動型 PBL の展開―データを活用・生成する経験―都丸希和・佐藤健太・石川久美(名古屋大学教育学部附属中・高等学校、第 19 回日本統計学会統計教育賞受賞者)(スライド) 2.学びと繋がりの場を求めた FESTAT(全国統計探究発表会)5 年間の歩み床田太郎・三好敏之(香川県立観音寺第一高等学校、第 19 回日本統計学会統計教育賞受賞者)(スライド) |
お昼休憩/ ランチセッション 12:15-12:45 |
日本統計学会統計教育委員会オープンミーティング竹内光悦(日本統計学会統計教育委員会委員長/実践女子大学) 委員だけでなく、どなたでもご参加いただけます。関連の情報交換を予定しています。 |
セッション II 13:00-14:00 |
【講演】企業による産学連携の取り組み事例座長:末永勝征(鹿児島純心女子短期大学) ・インテージグループのデータサイエンス教育の実践事例~企業データを活用した取り組み~増田純也(株式会社インテージホールディングス)・小林春佳(株式会社インテージ) |
セッション III 14:15-15:55 |
統計教育の研究および授業実践事例 I座長:藤井良宜(宮崎大学) 1.教員養成大学における体験を重視したデータサイエンス教育への取組み山下雅代(東京学芸大学) 2.統計学の講義資料を HTML で記述することの有効性― R Markdown との連携―林篤裕(名古屋工業大学)(スライド) 3.統計教育に欠かせない科学哲学の基礎知識島谷健一郎(統計数理研究所) 4.教員養成学部における「統計・データサイエンスに強い教育者を育成する」ためのカリキュラムに関する一考察―福井大学教育学部における実践事例より―松本智恵子(福井大学) 5.ストーリー・テリングの技術を伸ばすデータサイエンティスト教育―大学初年次生のPBL演習における取組み―和泉志津恵・田中琢真(滋賀大学) |
3月3日日
セッション IV 10:00-11:40 |
統計センターの SSDSE(教育用標準データセット)の利活用座長:石井裕基(東北大学) 1.SSDSE と統計データ分析コンペティションの概要佐藤美和(独立行政法人統計センター)(スライド) 2.生活の形態と女性の社会進出杉山輝恵(愛知県立岡崎高等学校)(スライド) 3.大腸がん罹患要因の探究と罹患しにくい生活の提案鈴木実由・馬場国博(慶應義塾湘南藤沢中・高等部) 4.地価に関する最適モデルの構築と手法提案柏原昊隼・田原睦己・大西裕貴・林宏樹(雲雀丘学園高等学校) 5.独自指標作成による地方創生の方法論と兵庫県活性化の提案衣川凌太・中島琉士・穂積佑季・丸山晃平・盈優真・福島香(兵庫県立姫路西高等学校) |
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お昼休憩/ ランチセッション |
「中高生・スポーツデータ解析コンペティション―2023―」
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セッション V 13:00-14:00 |
【特別講演】生成 AI ×データサイエンスの展望座長:林兵馬(神戸大学附属中等教育学校/産総研人工知能技術コンソーシアム教育 WG) ・生成 AI の教育利用の最新事情―統計・データサイエンス教育での可能性―中野淳(株式会社日経 BP 技術プロダクツユニット長補佐/大阪教育大学客員教授) |
セッション VI 14:15-15:55 |
統計教育の研究および授業実践事例 II座長:橋本三嗣(広島大学附属高等学校) 1.リスクに対する小学生の統計的な問題解決の様相―6年「データの見方」の授業実践―高山新悟(静岡大学教育学部附属浜松小学校) 2.地域課題解決に向けた現状分析にデータ活用を~総合的な学習の時間×2年数学~稲垣道子(岩手大学教育学部附属中学校) 3.標本調査の結果を評価するためのツール開発とその実践―Excelマクロの可能性―柴田翔(東京学芸大学附属小金井中学校) 4.統計を活かす探究活動に向けたデータの扱いの指導について稲葉芳成(立命館宇治中学校・高等学校) 5.同一題材を3年間継続して統計的に探究する授業デザインの創造と実践高野貴亜紀(宇都宮大学共同教育学部附属中学校) |
セッション VII 16:05-18:05 |
統計教育の研究および授業実践事例 III座長:伊部敏之(玉川学園) 1.データサイエンス基礎―仮想データを利用したヒストグラムの授業実践事例―中時貴弘(神戸大学附属中等教育学校) 2.DS 教育の現状と課題を踏まえた中高生向け DS コンテストの役割と在り方林兵馬(神戸大学附属中等教育学校/神戸大学数理・データサイエンスセンター) 3.ICT を活用した高等学校数学 B「統計的な推測」の指導橋本三嗣(広島大学附属高等学校)(スライド) 4.家庭科教育×データサイエンスで培う素養の一考察林宏樹・小山光美・佐野真理子(雲雀丘学園中学校・高等学校)・松永藤彦・稲津早紀子(東洋食品工業短期大学) 5.SERJ の特集号からみるデータサイエンス教育の動向:日本の学校教育段階におけるカリキュラム開発に向けて塩澤友樹(椙山女学園大学) 6.Scratch で遊んでわかる!中学数学 ―数学をプログラミングでハックする
五十嵐康伸(滋賀大学データサイエンス・AI イノベーション研究推進センター/名古屋工業大学コミュニティ創成教育研究センター) |
閉会の挨拶 18:05-18:10 |
椿広計(実行委員長/統計数理研究所) |
参加について
本ワークショップへ参加費は無料です。
参加申込は、ワークショップ前日の正午2024 年 3 月 01 日(金)12:00までに下記の「申込ページ」からお申し込みください。発表者・連名者・座長もお申し込みください。(お申し込みを終了いたしました。以降は個別にお問い合わせください)
登録されるメールアドレスは PC からのメールが届かない場合があるため、携帯電話会社のキャリアメールは避けていただくか、受信できるメールアドレス、もしくは、受信ドメインの指定をよろしくお願いいたします。
参加申し込み後、おおよそ開催 3 日前までに zoom の事前登録のメールをご登録メールに送付いたします。今しばらくお待ちください。
ワークショップ運営
本ワークショップの場を活用していただき、小学校の児童および中学校、高等学校の生徒を対象に統計教育に関っている教師の方や、大学等高等教育機関で統計教育を担当している教員の方、さらには、広く社会人への高度専門職能教育の一環として統計教育に携わっている方々に、日頃の教育成果の発表や相互の情報交換や交流を深めていただければ幸いです。
また本ワークショップにおいては、特に優秀と認められた研究報告については、日本統計学会が設ける統計教育賞への推薦も併せて行うと同時に、その内容を統計教育 WEB サイトにおいて公表します。